在宅ワークの合間の息抜きに音楽やゲームを楽しむ人にとって、イヤホンの音質は満足度を大きく左右 します。yamainuは骨伝導ドライバーを搭載したハイブリッドIEM(高音質イヤホン) 「BQEYZ Winter2」を2026年3月に購入し、音楽鑑賞・ゲームの両方でほぼ毎日使用してきました。 この記事は、購入直後の第一印象ではなく約半年間使用した上でのレビューです。
購入した理由
以前は「AFUL Performer 8」(1DD+7BAのハイブリッド構成)を使用していましたが、骨伝導ドライバー 特有の音の響きを試してみたいと思ったことがきっかけで、BQEYZ Winter2の購入に至りました。
実機スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ドライバー構成 | 12mmダイナミックドライバー + 11.6mm PZT骨伝導ドライバー(DD+BC) |
| 周波数特性 | 5Hz〜40,000Hz |
| 接続方式 | 有線(着脱式ケーブル) |
| 対応端子 | 3.5mm、4.4mmバランス、Type-C |
| 骨伝導ユニット素材 | 日本製銀パラジウム合金(パラジウム含有率5%) |
実際に使ってみて: 良かった点
女性ボーカルの解像度がかなり高い
以前使用していたAFUL Performer 8も音のパワフルさは十分でしたが、Performer 8と比べても 女性ボーカルの輪郭や細かな表現は明確にWinter2の方が好みでした。骨伝導ドライバーによる 明瞭さと音の輪郭のシャープさが、ボーカルの繊細な表現に寄与しているようです。
前作Winterより装着感が大幅に改善
前作の「BQEYZ Winter」と比べて、装着感が非常に良くなり、人を選ばない形状になったと 感じました。長時間つけていても痛くならず、快適に使い続けられます。
ゲームでの定位感・解像度も高水準
音楽鑑賞だけでなくゲームでの使用でも高い解像度を発揮し、足音の位置や定位感も問題なく 把握できました。FPSなど音の位置把握が重要なゲームにも十分対応できる性能です。
実際の再生環境
4.4mmバランス接続で、自作アンプとMOTU M4(オーディオインターフェース)を 経由して使用しています。
半年間毎日使ってわかったこと
購入から約半年、ほぼ毎日室内で使用してきた中で気づいた変化をまとめます。
- ケーブルの状態: 室内使用のみですが、半年経ってもヘタりや被膜の劣化は見られません
- 音の変化: 購入直後より高域の刺さりが少なく感じるようになりました。ただし、これが 機器側の物理的な変化によるものか、聴覚が音に慣れたことによるものかは判断できません
- 故障・不具合: 半年間、断線や音割れなどのトラブルは一切発生していません
短期間の試聴だけでは分からない、経年での耐久性や音の変化まで確認できたのは、長く使い続けた からこそ得られた実感です。
気になった点・注意点
Winter2は寒色系の音作りが特徴です。音の輪郭がシャープでクールな鳴り方を好む人には 合いますが、暖色系の温かみのある音を好む人には別のイヤホンを検討した方がよいでしょう。 また、2,000円台〜6万円クラスのイヤホンを使ってきた中での実感として、価格自体は高価な部類に 入りますが、音質・解像感の面で後悔のない仕上がりだと感じています。
こんな人におすすめ
- 音の解像度、特にボーカルの繊細な表現を重視する人
- シャープでクールな寒色系の音作りが好きな人
- ゲームで足音や定位感を正確に把握したい人
- 長時間の装着でも痛くなりにくいイヤホンを探している人
こんな人には不向き
- 暖色系の温かみのある音作りを好む人
よくある質問
Q. バランス接続と3.5mm接続で音質は変わりますか? A. 一般的にバランス接続(4.4mmなど)の方がクロストークが少なく、より解像度の高い音を 引き出しやすいとされています。4.4mmバランス接続で使用しています。
Q. ゲーミング用途でも問題なく使えますか? A. 使用感では、足音の位置や定位感の把握に問題はなく、解像度の高さもゲームでの 音情報把握に活かせると感じました。
半年間使って気づいた細かい点
- ケーブル: 柔らかく、半年使ってもクセがつきにくいため取り回しはしやすいです
- 蒸れ: 密閉型IEMの構造上どうしても避けられませんが、長時間装着すると耳の中が蒸れます
- イヤーピース: 付属の標準イヤーピースで十分にフィットしており、社外品への交換は必要と 感じませんでした
まとめ
BQEYZ Winter2は、骨伝導ドライバーならではの解像度とボーカル表現の鋭さが際立つハイブリッド イヤホンです。半年間毎日使用してもケーブルのヘタりや故障がなく、耐久性の面でも安心して 使い続けられました。寒色系の音作りが好みに合えば、長く付き合える1台だと感じています。

